トンネルの先には

不登校を持つ母。そんな子供と小さな幸せ探しをして行きたいです。

学校なんか行かなくていい

次男坊が

一番心が荒れていた時期

私も体調を崩してしまった。


彼は、学校へ行かない理由をハッキリ教えてくれなかった。

でも専門の先生に聞けば、

パニックの嵐の中に次男坊はいたこと

うまく伝えられないこと

様々なことが入り混じっているとのことだった


自分の育て方が悪いような

世間の冷たい目

そんなプレッシャーとも私は戦っていた。


唯一わかっていたのは

学校が彼の敵であったこと

学校の敷地内には入れない

友達や先生と会いたくないこと


発達障害の先生に、学校に行かなくていい選択肢を

本人に伝ることを提案された時、

私の心の中も、なんで学校にいくことにこだわっていたんだろう、とスーット心のわだかまりが消えたような感じだった。


次男坊に「学校なんて行かなくていい」

と宣言した時、

彼は驚いたようで

「学校に行かなくていいって言う親がいるか」

と笑いながら怒っていた。


でもその宣言から

自分は学校に行きたいこと

自分のペースで考えて行きたいこと

を話してくれた


そこから少しずつ友達の言葉がきつかった

先生が宿題しないと反省文ばかり書かされ罰ゲームのようだったこと

そんな心のキズを話し始めてくれた。


勉強もいろんな言葉が飛びかうと訳がわからなかったりすることも話してくれた。


少しずつ理由がわかると、先生へのお願いや対応もしやすくなった。

腰が重い学校の先生に、発達障害の先生は医学的な視点で説明してくれたことも

彼の周りの環境を変えるきっかけになった。


少しずつ環境が整い

先生や友達との関わりも少しずつ築けるようになり


彼が頼もしく変化して行くのが母は嬉しい。


ここまでの暗く辛かったトンネルから、

少しずつ光が見えてきた。


ゆっくり自分らしくでいいよ。

いろんな人がいて、それでいいんだよ。


辛くて悲しい経験したから

君は絶対強くなった。

これからいろんなことがあるけど、

どうにかなるから。


母は応援してるからね。君の笑顔が一番大好きだよ